
FXの『イグジット』ってどういう意味?
イグジットできない理由と対策が知りたい!
こんな悩みを解決します。
- FXの『イグジット』の意味
- ためらいなくイグジットする方法
「FXのイグジットの意味を知りたい」・「イグジットで躊躇してしまう」という方は、是非最後までご覧下さい。
FX歴4年の専業トレーダーが解説していくよ!
FX イグジット(エグジット)って何?

イグジット(エグジット)は、「EXIT」つまり「出口」という意味があります。
FXでは、決済注文を行いポジションを解消することを指します。
決済注文をする「イグジット」の反対に、新規注文をする「エントリー」があります。
「イグジット」と「エグジット」は、発音の違いで同じ意味だよ!
- 新規注文=「エントリー」
- 決済注文=「イグジット」
FXで「ためらいなく」イグジットする方法

FX初心者は、イグジットがうまくできない人が非常に多いです。
この章では、ためらいなくイグジットする方法を解説していきます。
イグジットで「ためらう」デメリットは?
FXにおいて、イグジットをためらっていると、大きなデメリットが生じます。
まずは、イグジットでためらうことのデメリットを確認していきましょう。
- さらに損失が膨らむ可能性がある
- 次のチャンスを逃す可能性がある
あらかじめ決めた損切り値でイグジットをためらっていると、そのスキに一気に損失が広がる場合があります。
また、「どうせ戻るだろう」と待っていると、次の大チャンスを逃してしまう原因にもなります。
イグジットを躊躇していると、悪いことばかりだね。
次は、なぜイグジットをためらってしまうのか紹介していくよ!
何故イグジット(損切り)をためらってしまうのか?
イグジットをためらってしまう主な原因は以下のようなことがあります。
- あらかじめ出口を決めていない
- 損を確定させたくない
当たり前ではありますが、あらかじめイグジットポイントを決めていない場合は、損切りをためらってしまう原因になります。
エントリーする場合は、同時に「出口」を決めておくことが大切です。
また、しっかりとイグジットポイントを決めていても、いざ決済する場合に「損失を認めたくない」という感情が働くことによって、損切りを躊躇したり、損切り値を変更してしまうケースがあります。
確かに、具体的な出口をが決まってないと躊躇する原因になるよね。
あと、いざ損切りするとなると「損を認めたくない」って感情が働いちゃうよね。
ためらなくイグジット(損切り)する方法
では、ためらいなくイグジットする方法を紹介していきます。
ためらいなくイグジットする具体的な方法は、以下の4つです。
- ポジションサイズを下げる
- 注文時に「逆指値」も入れる
- 過去検証をしっかり行う
- チャートを見すぎない
一つづつ確認していこう!
ポジションサイズを下げる
レバレッジをかけ過ぎている場合は、損失額が大きくなり損切りをためらってしまう原因になります。
そんな時は、ポジションサイズを下げることで、「損したくない感情」を抑えることができます。
例えば、1万円の損切りで躊躇してしまう人は、ポジションサイズを半分にすれば5000円になります。
このように、自分がストレスにならないレベルまでポジションサイズを下げることで、ためらいなくイグジットすることができます。
注文時に「逆指値注文」も入れる
エントリー時に「逆指値注文」を入れていない人は、エントリー注文時についでに逆指値注文を入れるようにしましょう。
「逆指値注文」は、自分の決めた価格になったら自動的に「損切り」または「利益確定」してくれる注文のことです。
注文を入れておけば、自動的に決済してくれるのでためらいなくイグジットすることができるようになります。
過去検証をしっかり行う
過去検証をしっかりしておくことで、ちゃんと損切りをしないと致命傷になることを理解することができます。
もしも過去検証をしない場合は、「もしかしたら戻るかもしれない」という根拠のない感情が働いてしまいます。
しかし過去検証をしている場合は、「数値」や「確率」などの根拠があることから躊躇なくイグジットすることができるのです。
チャートを見すぎない
チャートを見すぎると、「もしかしたら戻るかも」や「もっと利益を伸ばせそう」など自分に都合の良い感情が働きます。
トレードスタイルにもよりますが、「逆指値注文」を入れた場合は、チャートの確認は、決まった時間のみにすることをオススメします。
まとめ:FX イグジットの意味とイグジット方法
記事のポイントをまとめます。
- イグジットは決済でポジションを解消すること
- イグジットをためらうことはデメリットが多い
- イグジットにためらう理由は、「損したくない感情」と「あらかじめ出口を決めてないこと」
- ためらいなくイグジットする方法は、「ポジションサイズを下げる」・「逆指値注文を入れる」・「過去検証をする」・「チャートを見すぎない」
今回の記事を読んで、皆さんがためらいなくイグジットできることを心から祈っています。