パチンコ店の店員さんって、キレイな人が多いイメージがあるんだよね。
パチンコ店でバイトするには、容姿(顔)が良くないと、採用されないのかしら?
私、見た目に自信ないんだけど、パチンコ店のバイトで採用されるかしら?
こんな悩みを解決する記事です。
- パチンコ店のバイトは顔で採用が決まるのか?
- パチンコ店の面接はココを見られる
- 記事のまとめ
パチンコ店のバイトの求人をみると、キレイな女性が写真に写っている場合が多いですよね?
すると「容姿に自信がない自分でもパチンコ店のバイトができるのか?」不安になると思います。
そこで今回は、パチンコ店のアルバイトは顔で採用が決まるのかについて、
実際に何百人もの採用を決定してきた元パチンコ店の店長が詳しく解説していきます。
パチンコ店のバイトは顔で採用が決まったりするの?

結論から言うと元パチンコ店の店長の私が容姿を採用の基準にしたことはありません。
採用にルックスレベルは全くもって関係ないんです。
とはいえ、パチンコ屋のバイトもれっきとした接客業。
清潔感や身だしなみはとても重要です。
では、どんな外見がパチンコ店で採用されやすいのか確認していきましょう。
顔はあまり関係ない
「パチンコ屋の広告や求人情報などに出ている人がカッコイイorカワイイ。」
「自分みたいな容姿じゃ落ちるに決まってる…。」
そう思っている人もいると思います。
確かにそういった人を広告塔に使う事が多いので、そう思われるのも当然かもしれません。
しかし、基本的にルックスは合否の判断基準にはなりません。
むしろ、チャラい男性やキャバ嬢のようなメイクばっちりの女性は、私は不採用にしていました。
まあ、面接にふさわしくない恰好で来たからという意味もあるのですが。
どちらかというと、真面目そうな感じの人を雇っていましたね。
実際に私が働いていた時も普通に結構太った人もいましたし、こう言ってはなんですが容姿があれな人もいました。
そういう人に限って仕事が出来たりもするので、バイトから準社員→正社員になるのも早かったり。
私が採用を担当していなかった系列店でも容姿がいいから雇った、容姿が悪いから落としたという話は聞いたことがありません。
店によっては身だしなみのルールがある
店舗によって身だしなみのルールがあったりもします。
私が働いていた店舗の身だしなみルールは厳しめだったので、採用されたらルールを守れるのかという事を面接時に聞くようにしていました。
男性 | 女性 | |
頭髪 | 髪は黒色のみ、茶髪厳禁。サイドは耳に掛からないくらいの長さ。前髪は目に掛からないように。 | 黒or明るすぎない茶髪のみ。肩にかかる長さの場合は後ろに束ねるかお団子縛り。 |
服装 | 夏は貸与された所定のTシャツとスラックス。それ以外は白シャツ・黒ベスト・スラックス。靴下は黒か紺・グレーのみ。 | 夏は貸与された所定のTシャツとキュロットスカート。夏以外は白シャツ・黒ベスト・キュロットスカート。ブラ線が見えないようインナー(キャミなど)着用推奨。 |
その他 ファッション |
ピアスやタトゥー(見えない背中などはOK)などは禁止。腕時計もギラギラしたものではなくフォーマルなもの。 | ピアス・タトゥー、つけ爪禁止。濃すぎる香水禁止。 |
特に頭髪関係が厳しかったです。
私も入社時に結構髪について言われました。
若かったため、当時の今風の髪型をしていたのですが、ことごとく注意され…。
最終的には前髪をセンターで分けて無理矢理ワックスで固めて仕事してました(笑)
パチンコ屋はその辺がルーズに思われているかもしれませんが、この辺は大手になればなるほど徹底しています。
接客業なので当然と言えば当然ですが、注意するようにしましょう。
パチンコ店の面接、どこを見ている?

さて、実際にパチンコ店の面接はどんなところを見ているのでしょうか。
ここでは採用基準と注意点を説明しながら採用に必要な要素を洗いだしていきます。
これからパチンコ屋の面接を受ける方も受けようと思っている方も見ていって損はありませんよ。
という事で、私が店長時代に面接をした時の判断基準は下記3つです。
- 最低限のマナーと人となり
- 営業形態とマッチする人材かどうか
- 声の大きさや愛嬌など
詳細を見ていきましょう。
1.最低限のマナーと人となり
①時間をきちんと守れるか
まず、面接に遅刻してきた場合(事前に正当な遅刻理由を伝えていればOK)は言語道断で面接すら行いません。
この辺はどんな職場でも一緒だと思いますが、時間にルーズな人は×。
面接当日は余裕を持った行動を心がけるようにしましょう。
注意点は早すぎないようにすること。
店長は会議などで不在も多く、忙しい場合がほとんどです。
私も過去、1時間以上前に部下から面接の人が来たと連絡を貰ったことがあります。
いくらなんでも早すぎますよね(笑)
こっちの都合も考えろと。
早く到着するのは問題ありませんが、駐車場で待機するなりして時間調節してから面接に臨むようにしましょう。
ベストは5分前ですね。
②礼節
次に応接室に入ってきてもらい、きちんとした挨拶ができるかどうか。
これが2つ目のチェックポイントです。
挨拶は「よろしくお願いします。」でも「失礼します。」でもなんでもいいですが、最低限の礼節が出来るかどうかを見ます。
この2つが最低限できて、初めて面接開始となります。
この辺は普通の方であれば問題ないと思いますので、緊張することなく自然体で望めば問題ないでしょう。
③最低限の受け答えと人となり
ここからは私の個人的な面接方法になりますが、受け答えがきちんとできるかどうか、経歴やパチンコスロットの知識などを雑談形式で聞いていきます。
(パチンコやスロットの知識がなくても問題ありません。)
10分から30分ほどの面接で人となりを把握するのは難しいですが、異常ではないかを判断して問題なければ採用という形ですね。
ちなみに異常ではないかの判断はざっくりですが下記3つでしていました。
- 挙動不審ではないか。
- 経歴に嘘はないか。
- なんとなくの雰囲気。
本当にものすごくざっくりですが、異常な方は短い面接中でもある程度雰囲気でわかります。
そういった場合は適当に面接を済ませて終了です。
2.営業形態とマッチする人材かどうか
そのパチンコ店の営業業態とマッチしているかどうかも採用の判断基準となります。
以下は、各都道府県のパチンコ店の営業時間の一例です。
東京・大阪・その他18都道府県 | 10:00~23:00 |
宮城 | 08:00~24:00 |
神奈川・その他19都道府県 | 09:00~23:00 |
三重・沖縄 | 09:00~24:00 |
パチンコ屋の営業時間は都道府県の条例と風営法によって決まるため一概に言えませんが、おおむね9時・10時~23時・24時。
開店準備や清掃、翌日の準備などに1時間は掛かるため、基本的には開店・閉店の前後1時間前からスタッフは働き始めます。
これだけで少なくとも早番と遅番のシフトがあるという事になります。
また、その他繁忙時間に合わせて出勤してくる中番もあったりすると3つの出勤時間がある事になるので、経営者にとっては臨機応変に出勤できる人を雇いたいんです。
特例として主婦やバツイチ子持ちを雇う場合は早番専属で雇ったり、大学生を遅番専属として雇ったりする場合もありますが、基本的にはシフト制なので柔軟に対応できる方が理想ですね。
土日や祝日なども出勤できる方ならなおよし。
働ける時間を限定しすぎると落ちる原因になりかねません。
その辺を注意すると採用率が上がると思いますよ。
3.声の大きさや愛嬌など
パチンコ店のバイトの面接では、「声の大きさ」や「愛嬌」なども見られます。
・声の大きさ
声の大きさは重要です。
なぜかと言うと、パチンコ屋は台から発せられる大きな音の中で接客をするから。
ある程度ハキハキした受け答えができないとお客様に聞こえないどころか最悪それが原因でトラブルになる可能性もあります。
そのために最低限の声量を出せるかどうかをしっかりと見極めます。
たまに緊張からか消え入りそうな声で受け答えをする人がいますが、そういう人は残念ながら不採用にしていましたね。
不自然に大声で受け答えする必要はありません。
面接している人に聞こえる声量を出せれば問題ないので、緊張せずハキハキと答えるようにしましょうね。
・愛嬌など
愛嬌などもある程度チェックします。
わざと笑わせる会話や好きなことについて語らせて、柔和な笑顔ができるかどうかも見ます。
あがり症の方などは終始緊張がほぐれず、固い顔をしていることもあり、完全に見極めることはできません。
最低限お客様から反感を買うような睨みつけているような顔つきでなければ問題ありません。
・その他服装など
服装についても簡単にチェックしています。
明らかに面接にふさわしくない恰好の方は、その時点で不採用にしていました。
私が見たありえない服装は、男性だと金髪サングラス、半ズボンにタンクトップ、サンダル。
女性だと超ミニスカートにへそ出し谷間丸出しのキャミソールですね。
スーツなどで来る必要はありませんが、最低限フォーマルな恰好で望むようにしましょうね。
また、その他目をしっかり合わせて会話できるかや、前述した最低限の受け答えが出来るかも判断して、問題なければ採用です。
その他注意事項
これは稀ではありますが、お店の常連さんは基本的に採用しないようにしています。
これは、あらぬ噂が流れないようにするためです。
一介のバイトに機密情報を教えるという事は絶対にありえないのですが、そんなものお客は知りません。
情報が流失しているとお客同士で話があがり、ネットに書き込まれでもしたら大変です。
そうならないために常連さんは採用しないんです。
行きつけのパチンコ店でバイトしたいと思っているのであれば、数か月~1年はその店に行かないようにしてから面接を受けるようにしましょう。
また、基本的にそのお店を辞めてからも数か月から1年ほど(店舗による)はパチンコ・スロットを打つことはできません。
その辺も覚えておくとよいでしょう。
まとめ
最後に記事のまとめです。
- パチンコ店のバイトの採用基準に「容姿(顔)」はあまり関係ない
- 面接では、マナーと人となりを見られる
- 面接では、営業時間とマッチした人材かどうかを見られる
- 面接では、声の大きさ・愛嬌を見られる
- 常連さんは、基本採用されない
今回の記事では、パチンコ店のバイトの採用基準に容姿(顔)は関係ないことが分かったと思います。
逆に、中身(マナーや声の大きさ・愛嬌)が重要なことがわかりました。
今まで、自分の容姿に自信がなかった人は、マナーや挨拶を徹底して、面接に望むことを大切にすると、採用されやすいでしょう。
不採用になったところで、「営業時間とマッチしなかっただけ」の可能性があるので落ち込む必要もありません。
興味のある人は、ぜひ、パチンコ店のバイトに応募してみましょう。
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